概要
今回作成するしめ縄は、手のひらに乗る小さなものです。神社に飾るものではなく、例えば財布に入れて使うお守りのようなしめ縄です。
完成したものはお土産屋さんなどで売られます。原材料は藁(わら)です。切れにくく、加工しやすいように 水で濡らし、そのまま数分浸します。
湿らせた後は、編み込みです。まずは藁の状態から2本に寄り合わせてそれらを編み、1本の縄にします。出来上がった縄で輪を二重に作り、ワイヤーで留めます。
余分なところを切り取り、 しめ縄の原型が出来上がります。あとは形を整え、装飾すれば完成です。
スタンドUPでは、こうした作業を 複数の工程に分けて取り組んでいます。まずは1つの工程からできるようになっていき、最終的には 初めから最後までを1人でできるように練習していきます。指先を使う繊細な作業なので はじめは苦手意識を持って取り組まれる方が多いです。しかし、練習を進め 慣れていくに従って、スムーズにできるようになります 。完成した商品が、店舗に並んでいる様子を 利用者自身に見てもらうことで、作成した方の自尊感情の向上につなげます 。
(協力:就労継続支援B型事業所スタンドUP)
- 学年
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- 障がい特性
- 発達障がい
知的障がい
知的障がい
精神障がい
- 就労とのつながり
- ・実際に売られているものをつくっているため、直接的につながっているため、企業で定着するのが早い
- このプログラムからつながる
- ・指先を使うトレーニング